轟轟戦隊ボウケンジャー task13〜task20

HDDの容量が危うくなったので、録り溜めていたボウケンジャーを見た。task2〜task12はDVD−RAMにとりあえず避難させて、まだ見てないんだけど、HDDの方は見たら消そうと思って、先に見ることにした。

 第1話で大神官ガジャとゴーレム(だったっけ)、折角眠っていたのにあんたたち(ボウケンジャー)が復活させたんじゃないの?と思わずつっ込みそうになったので、それ以来見てなかったんだけど、いや、思ったよりいいかも。

 特に水の民編「第15話 水の都」と「第16話 水のクリスタル」。
水の都はアクアクリスタルの力でできているのだが、アクアクリスタルは何百年かで寿命を迎え、壊れてしまう。新たなアクアクリスタルの生まれる場所を示した文書を手がかりに何人もの水の民がアクアクリスタルを探す旅に出て、目的を果たせぬまま亡くなった。その文書を巡り、ジャリュウ一族とボウケンジャーが闘うのだが、ジャリュウ一族の一人ラギは、実は元々水の民で、過酷な旅に耐えるため、リューオーンにより、「水の民の証」を犠牲にして、ジャリュウ一族の身体に変えてもらったのだった。「水の民の証」を失うと、決して水の都に住むことはできなくなるとわかっていながら、多くの水の民のため、自分を犠牲にしてもアクアクリスタルを探し出そうと決心していたのだ。自分のなくなった父親と同じように。
 
文書を手に入れることに失敗したリューオーンはラギを抹殺しようとする。文書を守ろうとするラギの態度に何かを感じたボウケンレッド暁は、身を挺してラギを守り、事情を知って、彼のため、一緒にアクアクリスタルを探しだす。・・・という話なんだが、とにかく、ラギが健気。無事アクアクリスタルを見つけ、水の都が復活しても、彼にはもうそこに入ることができない。それでもラギは、「これでいい。水の都が身近に見られただけで満足だ。」とつぶやく。

そこへ暁がやってきて、ラギの父の形見の、壊れた「水の民の証」を作り直した物をラギに渡す。水の民の長老も、父親の物なら受け継ぐことができるだろう、と言う。

 ボウケンレッドがホントにチーフとしていいなあ。熱くて、それでいて冷静に判断していて。

 私は子育ての最中だけど、例えばブルーが、プレシャスの保管この場所を敵に知られたお思い、謝ったときも、レッドは「気にするな。守ればいいことだ。」と相手を責めず、今しなければいけないことを明確に指示する。こういうことって、子どもに言ってやれないんだよね。ついつい責める言葉が先に来てしまって。(まあ、子どもも素直に謝ってくれないんだけどね)

 ああ、見習わなくちゃ。

 それにしても、EDが犬夜叉の第1期OP「CHANGE THE WORLD」に似てる気がする。
 コードギアスのOPはエウレカだし、EDは.hack//Rootsに聞こえるし。