コードギアス 反逆のルルーシュ stage8「黒の騎士団」

 ルルはカレンたちレジスタンスを自分の組織の母体にするべく、彼らを呼び出し「黒の騎士団」を結成する。アジトとなった車はどっかの貴族からギアスの力で手に入れたものらしいが、貰うときはいいとしても、その後、彼が所有権を主張しないのかなあ。ギアスの力を使った物事に関しては、記憶が曖昧なので、あげちゃった物は仕方ない、と思うように意識がコントロールされてしまうのだろうか。オレンジ君も、何故かわからないけど言っちゃたものはしょうがないと思ってるみたいだし。

 時を同じくして、河口湖で日本最大のレジスタンス組織日本解放戦線によるホテルジャックが発生。ブリタニア人が人質をなる。この辺はなんかの(忘れた)重要な地下資源サクラダイトの産地で、日本は世界の70%を産出しているそうな。(それで第1話で地下資源がどうのこうのと言っていたのね)

 人質の中にアッシュフォード学園の生徒会会長やシャーリー、ニーナがいたこともあって、ゼロは人質を助けるため、黒の騎士団とともにブリタニア軍の前に出て行く。

 ルルーシュは非情なコーネリアがさっさと突入しないのは、人質の中に彼女の泣き所である妹のユフィがいるからだと推理。コーネリアの態度からそのことを確信する。(でもそれだけでよくそんな判断ができるよね、飛躍のし過ぎだって。)
 
 一応、皇子・皇女は腹違いであっても、チェスをしたり、誰が誰を可愛がってるとかがわかる程度には、行き来があったということだね。ナンバーズには容赦ないクロヴィスやコーネリアも、絵が好きだったり、妹を溺愛したりと、人間らしい部分の描写を入れてくるのはいい。クロヴィスはナンバーズに対し非情と言うより、あまり政治的、軍事的なことに興味がなかっただけかも知れないが。
 
 ゼロは自分たちをレジスタンスではなく、弱きもの、武器を持たぬもののために闘う、「正義の味方」だと宣言する。(レジスタンスだと、ブリタニア人の人質を助けるためには動きづらいものね)
 
 スザク(ランスロット)はあくまで組織の中の人間として動くので、出動命令がないとどうしようもない。最後に少し活躍できたけど。この活躍で、イレブンなど眼中にないコーネリアの目にもとまるかも。

 ルルとコーネリアは兄弟の中で一番似通っているのかもね。頭が切れて行動力があることといい、非情なくせに妹想いのことといい。

 来週はstage8.5で、総集編?と言っているけど、過去編ということもあり得るかな。これまでが回想は挟まれても、時系列に従って進んできてるので、時間的にすす
まなければ、8.5でもおかしくはない。予告では回想はあまり出なかったんだけどね。予告はあまり当てにならないから。あっ、公式ページ見たら、8.5がなかったから、やっぱり総集編だ。