おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜「メロディが届いたらイイナ」

夢防衛少女隊もウサミミレンジャーもウサミミ仮面さえもダーちゃんと負け犬四天王に及ばず、恵一は歌にバイオリンを持ってきてくれるよう頼む。友達の声にも目を覚まさずダークパワーの曲を弾き続ける潤は、柊兄のバイオリンのメロディにかすかに反応する。幼い日に兄が弾いてくれたあのメロディは、実は潤が何気なく口ずさんでいたメロディを恵一がアレンジしたもの。「潤、ごめん。」「お前ならできる。僕の…弟なんだから。」柊兄の言葉攻め、じゃなくて、謝罪し、弟を認める言葉に、兄への劣等感でゆがめられてはいても、本来お兄ちゃん大好きっ子の柊弟はすっかり篭絡され、バイオリンとギターのデュエットで世界は救われていく。クロミの首にかけられた爆弾も、ウサミミ仮面の活躍で無事はずされ、最後は負け犬たちも皆でダーちゃんに立ち向かい勝利する。何気に小暮の「不器用でゴメンビーム」が「イケメンビーム」に匹敵するほどの凄い威力。ダーちゃんが逃げ出し、元に戻った潤が真っ直ぐに柊兄に抱きつくのがかわいいね。(兄弟そろって裸だけど許す)
みんなが力を合わせてダーちゃんに立ち向かっていく中、全く活躍しなかったにもかかわらず、最後はちゃっかり柊兄弟の真ん中にはさまれているマイメロを見て、クロミクロミノートNo.10000をコンプリート。今度はクロミがダーちゃんに取り込まれてしまう。

柊兄弟の和解は、ベタだとわかっていてもウルウル。

去年もそうだったけど、登場人物たちがそれぞれ活躍するのも嬉しい。

恵一の夢は歌ちゃんとバイオリン。自分のためだけのバイオリンだったから退屈だった。歌はそのことを教えてくれた。歌の言葉にだけはいつも即反応していた恵一が、自分の気持ちに気付いたら、小暮に勝ち目はないよなあ。